
今回は欧州のユーロと我々日本人の日本円で構成されているユーロ円を解説します。
実際には米ドル円とユーロ米ドルによって構成されている合成通貨ペアですが、あまり深く考える必要はありません。
日本国内でもユーロ円を取引している方は多いのではないでしょうか?
ユーロ円は大抵の場合EUR/JPY(ユーロ円)と表記されます。
欧州の通貨と日本の通貨でどちらも世界3大通貨の組み合わせですが、実際はEUR/USDとUSD/JPYではトレードチャンスが足りないので仕方なくユーロ円での取引をしている方もいるでしょう、
しかし、それでは少し勿体無い位の魅力を秘めているのがユーロ円です。
①ユーロ円の値動きの要因

ユーロ円のレートが上がる要因は以下の2つです。
・ユーロが買われる
・円が売られる
ユーロ円のレートが下がる要因は以下の2つです。
・ユーロが売られる
・円が買われる。
欧州の為替、金融ニュースはかなり手に入りやすいです。
ユーロ圏の情勢に興味がある方にはとてもお勧めできますが、単にユーロと言っても多数の国々で構成されているので、ユーロのうちの1つの国だけで目線を決めるのではなく総合的に判断する必要があります。
裏を返せばユーロ圏全般のニュースに関心を持つことになるのでとても勉強になります。
FXでお金を稼ぐ以上の財産になるでしょう。
②ユーロ円のメリットとデメリット

ユーロ円のメリットとデメリットを挙げます。
メリット
・流動性が高い
ユーロ円はかなりの流動性があります。ユーロ米ドルには劣るものの十分です。
・スプレッドが狭い
日本の口座では米ドル円、ユーロ米ドルには及ばないものの十分にスプレッドが狭いです。
最低水準は1万通貨1枚につき大体50円程度が目安です。
まだまだスキャルピングしやすい水準です。
・ユーロ圏の情勢に詳しくなる
先に挙げた通りですがユーロは多数の国々で構成されているので1国ではなく全体的に見て取引する必要があります。
ユーロ米ドルで取引するプレイヤーは米雇用統計等指標発表の重要さから手に入れる情報がアメリカの情勢をメインにしがちなので他にないメリットと言えます。
デメリット
・器用貧乏な部分が目立つ
スプレッドは米ドル円、ユーロ米ドルにかなわず、ニュースの入りやすさも悪くないもののアメリカ程ではないので、どうしてもユーロ円から取引を始めようという考えには及ばないです。
③ユーロ円の時間帯毎の特徴

・東京時間
取引人口が多い割にかなり穏やかに動く傾向があります。
東京市場は全体の5%程度の取引量なので当然といえば当然ですが、日本円を取り扱っているだけあり、比較的わかりやすい動きをします。
・欧州時間
いよいよ本格的に動き出します。ユーロ円にトレンドができ始めて方向感が出てくる事が多いです。
また、東京時間のプレイヤーを狩ろうとする動きが見られますので注意しましょう。
・ニューヨーク時間
ユーロ円の動きがかなり読みにくいです。
アメリカの指標発表により、値動きが引っ張られる事があります。
だましに注意するのはもちろん、突発的な値動きをする要因を覚えておきましょう。
特に欧州時間とニューヨーク時間が被っている時にはより一層の注意が必要です。
まとめ
今回はユーロ円の解説をしました。
取引人口が多いのでテクニカル分析がしやすく、集団心理が読みやすいものの、同じ特徴を持ちながら米ドル円やユーロ米ドルにはスプレッドで勝てないのが弱点です。
それでもユーロ圏の情勢に関心を持ちやすかったり、トレードチャンスを増やす機会になるので1度取引してみて下さい。
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