
今回はメジャー通貨の内の1つであるポンドと我々の使用する日本円の取引であるポンド円を紹介します。
ポンドはイギリスの通貨です。
実際にはポンド円は米ドル円とポンド米ドルの合成通貨です。
米ドルが世界の基軸通貨となるまでは世界の基軸通貨はポンドでした。
第二次世界大戦以前のイギリスは王様と言っても良い程の力を持っていましたので基軸通貨である事も頷けますね。
しかし現状イギリスは経済的に少し厳しい状態にあります。
比較的安定感がなく、ポンド関連の通貨ペアは値動きのスピードが早い事からもそれが読み取れます。
それでもイギリスはバークレイズ銀行やイングランド銀行があることからわかるように金融を語る上で欠かせない国です。
世界的な規模の取引量なので当然日本でも多くのポンドが取引されています。
個人投資家の動向が値動きに影響を大きく与えているので取引するしないを問わず、ポンド系通貨ペアの存在、動向を知っておく事に意味があります。
①ポンド円の値動きの要因

ポンド円のレートが上がる要因は以下の2つです。
・ポンドが買われる
・円が売られる
ポンド円のレートが下がる要因は以下の2つです。
・ポンドが売られる
・円が買われる。
ポンド関連通貨ペアは値動きがとても早いので上昇したと思ったら下落していたという事がよくあります。
「ポンドが買われそうだな」と思っても1度立ち止まり、逆行する危険がないか考えた後エントリーしましょう。
②ポンド円のメリットとデメリット

ポンド円のメリットとデメリットを挙げます。
メリット
・値動きが早い
ポンド円はとても値動きが早いので勝つにしても負けるにしてもすぐに決着が着きます。
値動きが遅いと突然のテロや銀行総裁の発言などに出くわすリスクが大きいのでポンドの魅力の1つです。
デメリット
・スプレッドが高い
ポンド円のスプレッドは日本の口座では大体1pipsが相場です。
少しスキャルピングをするには厳しいです。
・常に大損する可能性を秘めている
メリットとの裏返しですがポンド円の動きはとても早いのでしばらく目を離すと予想外の方向へ向かっている事があります。
エントリー根拠が崩れた場合しっかりと損切りしましょう。
かなり玄人向きの通貨ペアと言えます。
③ポンド円の時間帯毎の特徴

・東京時間
よく動くポンド系通貨にしては比較的静かな値動きをしますが日本の仲値などで動く事があります。
・欧州時間とニューヨーク時間
欧州時間からはとてもよく動きます。
ニューヨーク時間からは更に読みにくい値動きをします。
これはかなり教科書通りと言えるでしょう。
まとめ
今回はポンド円について解説しました。
値動きが激しい以外には少しメリットが少ない部分がありますが、元世界基軸通貨であり、依然として市場への影響は大きいのでポンド系の通貨やイギリスの情勢について理解しておく事に意味があります。
ポンド系通貨は殺人通貨と呼ばれている面もあるので取引する際は十分に経験を積む事を推奨します。
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