
今回はファンダメンタルズ分析を解説します。
これはチャートを見るというよりはニュースや指標発表の結果を基に長期間の取引をするやり方です。
テクニカル分析と同じFXの2つの分析の内の1つです。
1度の取引で多くのpipsを稼ぐのでスプレッド(実質手数料)はあまり気にしなくても良いですが、保有期間が長いのでスワップポイントは気にかけても良いでしょう。
これはFX業者や通貨ペアによっても変わるので注意しましょう。
ファンダメンタルズ分析とは

ファンダメンタルズ分析は国の情勢や各ニュースを軸にトレードするやり方です。
長期間保有することになるのでスワップポイント狙いでロングでポジションを取ることが望ましいでしょう。
(稀にショートでスワップポイントが提供される通貨ペアもあります。)
もちろん、スワップポイントは1日の値動きで消えてしまうような事もザラにありますが、長期保有となれば決してバカにはできませんし、逆のポジションを取るとマイナススワップになってしまうので重視しても良いと思います。
取引する際は、通貨ペア毎の情勢を主に見て行きましょう。
例えば米ドル円の場合、日本とアメリカの情勢を見る必要があります。
主にアメリカの景気が良くなるような情報(米ドルが買われやすくなるような)がある場合はロング、逆の場合はショートが望ましいです。
具体的には、失業率や新期失業保険の申請件数、非農業部門従業者数の増減、ケースシラー住宅価格指数などを総合的に見て判断すると良いでしょう。
初心者がやりがちなのが、たった1つ買い材料が見つかっただけでポジションを取ってしまう事です。
基本的に1つの材料だけで方向性が決まる事はないので、あくまでも総合的に見て判断しましょう。
買い材料と売り材料をそれぞれ挙げていき、判断すると良いでしょう。
ファンダメンタルズ分析をするメリットとデメリット

ファンダメンタルズ分析軸のトレードのメリットは以下の通りです。
・多くのpipsが取れる。
長期間保有することになるので、当然儲けは多いです。
ファンダメンタルズ分析軸のトレードの醍醐味と言っても良いかもしれませんね。
・スワップポイントが加算される。
スワップポイントで何もせずにともお金が入るのは魅力的です。
この為、豪ドルやトルコリラの取引がメジャーです。
ただし、ロングとショートを間違えるとマイナススワップになるので注意しましょう。
・チャートを眺める必要がない
長期間の保有なので、いちいちチャートを見る必要はありません。
短期売買だとせわしなくチャート開く必要があり、疲れてしまうので意外に大きなメリットです。
ファンダメンタルズ分析軸のトレードのデメリットは以下の通りです。
・損失が大きくなる
長期間の取引なので、負ける場合のpipsは大きくなりがちです。
必ず損切りを予め設定しましょう。
・レバレッジをかけにくい
レバレッジを大きくかけてしまうと少し逆行しただけで損切りラインに達してしまいます。
良い方に考えればレバレッジが低くなってしまっても影響を受け難いと言えます。
・特大の損失を被る危険性がある
これは、上記2つを合わせた形になります。
レバレッジをかけすぎて長期間保有し、損切りを設定せず負けてしまった場合、かなりの損失になると予測できます。
スイスフランショックやリーマンショックで借金を背負ったという話は大概このパターンです。
しっかり損切りラインを決めておけば借金となる事は中々ありません。
現在は強制ロスカット、レバレッジ制限があるので比較的安全ですが絶対とも言い切れないのでレバレッジ間違いはともかく、損切りはしっかりと設定しましょう。
まとめ
今回はファンダメンタルズ分析の解説をしました。
FX初心者でも勝つことができれば大きな利益になりますし、世界情勢を調べることでとても勉強になると思います。
是非参考にしてみて下さい。
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