
FXに限らず金融商品全般はアメリカやイギリスといった欧米、特にニューヨークを中心に取引されています。
当然取引人口は欧米の方で多数を占めています。
そうなると国ごとのトレード傾向に意識を傾ける事が必要になります。
欧米のプレイヤーの注文傾向がわかれば大きなアドバンテージになりますよね。
この国ごとの注文(トレード)傾向をお国柄と評します。
お国柄 解説

お国柄の解説といっても比較的簡単です。
まずは多くの取引量がある国をあげます。
FXは世界中で開かれているのでその他の国にもお国柄はあるかもしれませんが、取引量が少ない国の少数のサンプルを取っても仕方がないので今回は除外します。
取引量が多い国、地域は2つあります。
・欧米諸国
・日本
我々日本人も入っていますね。
円は世界3大通貨の1つですので取引量も多いです。
欧米諸国と言うとかなりあいまいですが、傾向としては似たり寄ったりですのでまとめます。
以上2地域のお国柄を見てみます。
欧米諸国は最高値でも買いますし、最安値で売りを仕掛けてきます。
高値掴みを恐れません。
レートが上がれば上がるほど更に上がると考えています。(逆もまた然り)
ロンドン時間やニューヨーク時間にトレンドができやすい事からもわかりますね。
これらの時間帯は欧米諸国のディーラーさんが取引していますし、人口も多いのでよくトレンドが発生します。
そして、一度トレンドができれば、トレンド方向に投資しやすいです。
日本人は上がれば「そろそろ下がるだろう」と予測し、売りを仕込みます。
トレンドができてももう一方的に伸びはしないだろうと考える傾向があります。
日本人のディーラーさんが働いている東京時間にレンジ帯を作りやすいのも頷けますね。
お国柄の裏にある背景

では何故お国柄などできてしまったのかが疑問ですね。
FXでは一般的に1人1人異なる手法を持っているのに何故国、地域によって傾向が違うのでしょうか
ここからはトレードに直接関係ありませんがお国柄が何故できたのか、その背景には諸説ありますがその内の1つを解説します。
まずは欧米諸国です。
彼らは古くから狩猟民族なので食を得る為に野生動物を狩ろうとして追いかけます。
トレードに置き換えると高値でも逃げられまいと追いかけて買ってしまうという説です。
次は我々日本人です。
日本人は古くから農耕民族でした。
田んぼに稲を撒き、水をやり、収穫の時期を待ちます。
この収穫をすると言う事はトレードに置き換えると「ポジションが育ってきたので、そろそろ収穫の時期だろう」と考えて、育った→収穫という流れになる説です。
欧米諸国と日本のお国柄、優れているのはどちら?

それでは高値掴みを恐れない欧米諸国と上がってきたら売る日本人とどちらが優れているのでしょうか?
もちろん、個人個人でFXの成績は異なるはずですが、敢えて優劣をつけるとしたら、現状欧米諸国の方が優れていると言えるでしょう。
と言うのも、高値掴みを恐れないのはトレンドに対して順張りしやすいので利益を伸ばしやすいです。
対して日本人の傾向である上がってきたら売ると言うのはトレンドに対して逆張りという形になり、相当タイミングを絞らなければ利益になりません。
現在FXでは勝ち組が約二割、日本人では1割未満と言われています。
統計的にはFXは日本人に向いてはいないようです。
しかし、日本のFXプレイヤーは増えつつあります。
この日本人勢力は「ミセスワタナベ」と言われています。
このままミセスワタナベの人口が増えれば、高値になれば売る戦法が有効になるかもしれませんね。
まとめ
今回は意外に知らないお国柄の紹介でした。
知っている知らないではかなり違いがあると言うわけではありませんが我々日本人が思想上若干不利なのはお分かりいただけたのではないでしょうか?
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