
今回はFXをする上で1日にトレードする回数について考えていきましょう。
当然ながらFXにはスプレッドという手数料が存在するので1度の取引で大きく勝つのが望ましいのは間違いありません。
しかし、大きく勝とうとすると勝率(予測のしやすさ)、資金の回転効率やメンタル的な面での問題が出てきてしまうので一概に大きく勝つのが望ましいとはいえません。
この為、デイトレードやスキャルピングという選択肢が生まれるのですが、これらの取引方法を扱う場合1日の取引量を制限する必要があります。
勝っている時は良いのですがどうしても負ける時は出てきますので緊急回避の為に自分に合った1日のトレード回数を初心者の内に決めておくと良いでしょう。
1日のトレード回数を決めるメリット

1日のトレード回数を決めるメリットを解説します。
・ポジポジ病になりにくい
1番のメリットはこれです。
あらかじめトレード回数を決めておけばどんなに負けてしまったとしても損失は限定できます。
ポジポジ病になる時は決まって冷静さに欠けているので頭を冷やす為にも必要です。
・1回1回のトレードに真剣に取り組むようになる。
回数制限を設けておけば、負けた時に勝って巻き返す事ができないので1回1回が勝負の取引となります。
本来1回1回が勝負の取引なのは当たり前の事ですが、何度でも取引できてしまうとどうしても真剣さが薄れてしまいます。
・1日の損失が限定される
非常に大きなメリットです。
FXに限らず賭け事で1番してはいけないのが再起不能になる大負けです。
自分の資産に応じてトレード回数を決めておけばそうそう退場するほどの大負けする事はないでしょう。
資産管理について学ぶ機会ができる

1日のトレード回数を決める時は自分の資産で何回の負けなら耐えられるかなど考えると思います。
FXをする上でどうしても中心になるのが勝てる手法なので初心者の時期から資産管理に関心を持っておくメリットは非常に大きいです。
紹介されている大半の手法は長期的に勝てるものではないですし、仮に勝てる手法があるとしても、勝てるからこそ負けた時の事を考えなければなりません。
いくら勝てる手法でもたまに負けることは間違いなくあります。
この負けた時に冷静さを失ってしまい散財してしまっては台無しですよね。
勝てる手法を持っている、いないを問わず資産管理は必要という事がお分かり頂けたと思います。
1日のトレード回数を決める事のデメリット

1日のトレード回数を決める事のデメリットを紹介します。
・トレードチャンスにもトレードできない事がある。
せっかくトレードチャンスを見つけたのに回数制限を設けてしまっているとトレードできないタイミングがあります。
これは特にスキャルピングを専門にしている方には致命的です。
この場合大負けしない事を最優先にして定期的にルールを変更することも視野に入れて良いでしょう。
回数制限を超えてトレードしたい場合、デモトレードをして、もし本番だったら勝ってた、負けていたなどのデータをもとにルールを決めましょう。
間違ってもルール変更前に本番の取引をしてはいけません。
まとめ
今回は1日のトレード回数の決め方について解説しました。
FXをする上で大切かつ気が付きにくい資産管理に関心を持ちやすいので是非取り入れてみて下さい。
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