FX初心者は冷静な投資をすることを覚えよう!
人間、誰しもが頭に血がのぼってしまうことってありますよね。
コレ自体は生理的に発生することなので致し方ない面がありますが、それだけでなく冷静な判断ができなくなることがあります。
冷静さを失うと、誤った方向に進むこともあるので絶対に気をつけたいものです。
特に、FXをやっていて冷静さを失うことで、損という形で自分の身に降りかかることがあります。
ここでは、冷静にFXを行うことの重要性と、対処法などについて解説します。
なぜ冷静にならなければならないの?
まずは、基本的なことでなぜ冷静な取引を心がけなければならないのでしょう?
それは、ちょっとしたことでも一喜一憂してしまうためです。
例えば、初心者の方は通常大きな取引はせず、少額からスタートさせるのが一般的です。
ただ、さじ加減がわかっていないと思わぬ大口の投資をしてしまうこともあります。
それは初心者としてもありがちなミスであり、それだけではまだ失敗と言い切れませんが、どうしてもちょっとした値動きで敏感に反応してしまいます。
利益がちょっと出ただけでも、それに満足してすぐに利益確定に走ってしまいます。
確かにそれで成功することもありますが、自分本来のメソッドによって取引すればもっと利益を出すことができるかも知れません。
逆もしかりで、ある程度見切りを付けて損切りしてしまう局面でも、いつかまた復活するだろうとポディションを持ち続け、結局ロスカットするなんてこともあります。
このように、自分の確固たるメソッドに順応に取引できないという状態が、冷静でないとも言えます。
いつも通りの取引ができるようになること!
では、ここからはどのように冷静さを保つことができるかを紹介します。
まずは、取引額に関係なく、いつもどおりの取引ができるかどうかが重要です。
先の例のように、大きな取引を行うと、良く言えば慎重、悪く言えば臆病な取引に終止しがちです。
最初に自分で決めたメソッドを信じて、決められたルールに従って対応していくことが重要です。
この心理状態を作り上げるのは相当な鍛錬が必要ですが、まずは少額でそのメソッドが正しいかについて検証していきましょう。
そこで自信が付けば、いざ大きな金額の取引を行っても冷静さを保つことができるでしょう。
たとえ失敗しても、それが勉強代だと考えればさほど痛手には感じないものですよ。
全戦全勝なんて無理なことを理解する!
どんなメソッドでも、毎回取引で勝つなんてことは正直無理な話です!
よって、一回の取引で一喜一憂してしまうと、徐々に冷静さを失って行くことになりますので、あくまでもトータルでプラスになるようにという意識で取引しましょう。
相場には不確定要素があり、この動きはメソッドなどお構いなしで大きく相場が動きます。
この事象が発生した時に、これはイレギュラー要素だと思えるかという点も重要です。
ただ、この判断はしっかりと分析して、本当に不確定要素であるかをジャッジするのは怠らないようにしましょう。
そうしないと、すべてにおいて「これはイレギュラーだ!」となってしまい、結局負けのスパイラルに突入しかねません。
この点も踏まえて、「負けても仕方ないんだ、トータルで勝てればいいんだ!」という精神状態を作り上げることができるかが重要ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最近ではアンガーマネジメントという言葉がもてはやされていますよね。
これは、怒りを覚えても6秒以上我慢すればポジティブな自分を作り上げることができるという考え方です。
冷静さでも似たようなものがあり、仮に冷静さを失う事象が起きても、一度落ち着いて立ち止まって考えることが重要です。
普段から、「冷静」という文字を頭に思い浮かべて取引を楽しみましょう!