初心者だから知りたい!株式市場と為替相場は連動しているの?
FXをしている中で、ふと思うことがあります。
それが、株式市場ととても似ていると感じることです。
チャートの表示も同じですし、何が違うのかがわからなくなってしまうほどです。
実際には、株式市場とFXは連動することもあるので、注目すべき存在ではあります。
では、FXと株式市場とは何が違うのでしょうか?
ここでは、今更ながら聞けない、株式市場とFXの関係性について紹介します。
株式市場と為替市場の違いは?
最初に、そもそも論として株式市場と為替市場の違いについて仮設します。
為替市場は、外国為替市場とも呼ばれていて、外国為替市場はOTCと呼ばれている相対取引で、24時間取引することができるマーケットです。
一方の株式市場は取引所取引というものがあり、最近は夜間取引も行える世雨になりつつありますが、原則としては取引所がオープンしている時間帯のみ取引できます。
日本で言えば、東証では午前9時から午後3時までが取引期間となります。
投資対象としては、為替市場の場合は為替に投資することになります。
通貨に投資するというイメージよりは、その国に魅力を感じることによって投資するという側面があります。
また、為替市場の場合は金利の高利回りによってスワップポイントが獲得できる点も魅力となっています。
為替は、国内だけでなくワールドワイドに投資をするイメージです。
一方で、株は投資対象が企業となります。
サラリーマンにとっては、投資する株式が仕事で関わりのある企業ということもあります。
また、自分が好きな企業に投資するというケースも見られます。
株は、その点で非常に身近な場所に投資していることになりますね。
他にも、為替はマクロ経済であるのに株はミクロ経済という言葉が当てはまります。
投資できる数の違いは?
株式市場と為替市場では、投資できる対象数に大きな違いがあります。
FXでは通貨に投資することになりますが、実際に投資できる通貨としては非常にすくなく10か国程度に限られます。
世界の基軸通貨となっている米ドルがメインで、我らが日本の円、英国ポンド、欧州ユーロ、カナダドルがあります。
他にも、高金利通貨である豪ドル、NZドル、南アフリカランドあたりもメジャーです。
最近では、マイナー通貨ですが香港ドル、シンガポールドル、人民元、ノルウェークローナ、トルコリラ、メキシコぺソが購入可能です。
但し、マイナー通貨の場合はFX会社によっては取引できないこともあります。
一方で、株式市場の場合は投資対象が日本株においては約4,000種類も存在しています。
自身が得意なジャンルに限るなどすれば、銘柄もある程度絞ることができ利益を上げることが可能です。
株価とFXに連動はある!
では本題で、株価とFXに連動はあるのでしょうか?
結論から言えば、日経平均株価と為替は、ある程度の関連性があるのです。
大まかな傾向としては、為替が円安方向に向けば日経平均株価も高くなっていく傾向を示します。
また、為替が円高方向に向けば、日経平均株価は下がっていく傾向となります。
その逆も然りで、日経平均株価が上がると為替も円安方向にひっぱられますし、日経平均株価が下がると、為替も円高方向に向くこともあります。
日経平均株価とFXがなぜ連動性がある理由としては、円安になれば、日本の株は割安となる傾向があり株が買われやすくなり、日経平均も上がる傾向を示すためです。
稀に反対の傾向を示すこともありますが、大きな流れとしてはぜひ覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
株式市場とFXは、やはり関係性があるのです。
両方の取引をされている方は、しっかりと傾向を掴んで利益を上げたいですね。