
今回はFXである程度取引をこなしてはいるもののまだまだ勝てていない方にとても大切な損切り位置の決め方を紹介します。
損切りは勝率100%の方以外に絶対に必要なものであり、全ての取引で勝つのは不可能なので事実上プレイヤー全員に必要になります。
特に初心者の方はどこに損切りを置けば良いかわからず、結局自分の資産に合わせてpips数で決めてはいないでしょうか?
損切りを入れなければ常に破産の恐れがあるので入れているだけマシですが、pips数で入れているとどうしても相場環境を考えての損切り位置の設定ではなく自己都合での設定になっているはずです。
個人の都合は相場には関係無いので改めて損切り位置の設定を考えてみましょう。
また、損切り位置のセオリーを知る事で自ずと他プレイヤーの損切りが溜まっているポイントが見えてくるので、ブレイクアウト手法にも応用が利きくという副産物もあります。
損切り位置のセオリー

損切り位置のセオリーは手法によって異なりますので最も有名なレンジブレイクの場合の損切り位置と押し目買い(戻り売り)の場合を解説します。
実際に取引される場合同じように損切り位置の設定をする事をお勧めします。
例えば下の画像の青線から赤線のレンジ帯でショートでのブレイクアウトを狙うとしましょう。
赤線でショートした場合青線の少し上が損切り位置のセオリーになります。
押し目買いの場合もほぼ同じです。
画像の赤丸でロングでエントリーしたとしましょう。
この場合は目線が下になる点の少し下に損切りを置くと良いです。
青線のあたりです。
今までの損切り位置の決定との融合

今までpips数で損切り位置の設定していた方はこれからのトレードでは上記の損切り位置に置きましょう。
そして、その損切りまでのpips数が今まで決めていたpips数を下回る場合にエントリーしましょう。
pips数で損切り位置を決めている事自体が間違っているわけではなく、相場の都合を考えずに設定していたのが問題です。
そして、そのpips数での損切りは自分の資産に合わせて設定していると思います。
相場環境だけに合わせて損切り位置を決めてしまうと今度は負けた時に自分の資産が危険に晒されてしまいますので損切り位置は以下の通りに設定する事を推奨します。
・セオリー通り損切り位置+自分の資産に合ったpips
損切り位置を知る事で手に入る副産物

ここまでで損切り位置の決め方をある程度身に付けたと思います。
損切り位置の決め方の考えは世界中のプレイヤーが意識しています。
この為世界中のプレイヤーの損切り位置がわかるという事です。
これを利用する事で損切りの溜まっている場所を見抜き、自分の利益にする事ができますか。
相場の格言にも以下のものがあります。
「勝者の入り口は敗者の出口」
まさにこの通りですね。
有名なブレイクアウトの考えもこれに則っています。
セオリー以外の損切り位置の設定

セオリー通りに損切り位置を決めるのが合理的ですが経験を積むと他の方法も視野に入ります。
・オシレーターによる決定
ボリンジャーバンドの2σにタッチしたら
フィボナッチリトレースメントにより決済など
・メンタルによる決定
負けているけれど最初に決めた位置には達していない場合でもメンタル的に厳しくなり、決済するというやり方。
・時間による決済
かなり待ったが一向に良くなる気がしない
指標発表があるので手仕舞いなど
まとめ
今回は損切り位置の決め方について解説しました。
損切りを決めずにfxをするのは望ましくないですが、決め方にもセオリーがあり、どこでも良いというわけではないのがお分かり頂けたと思います。
勝ちに結びつく事でもあるので、是非取り入れてみて下さい。
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