
今回はトレールについて解説していきます。
トレールは最低限の利益を確保するのに最適ですし、とりあえずマイナスにならないことが確定するので精神的にかなり安心です。
しかし、良い事ずくめではなく、トレールには思わぬ落とし穴があります。
トレールは意外にも慎重に行う必要があるので、是非参考にしてみて下さい。
トレールって?

トレールとは、簡単に説明すると、ある程度利益が出た段階で損切りラインを縮める、もしくは損切りラインを超え、マイナスにならないレートまで引き上げる事です。
例として、利益確定は+20pips 損切りは-10pipsというルールで取引しているとします。
現在のレートでは+15pipsまできているとしましょう。
この時に逆指値設定を+10pipsの位置まで動かすと最低でも+10pipsが確定します。
もし逆行してしまってもとりあえず+になるのでとても安心です。
せっかく+15pipsまできたのに逆行して-10pipsまで達する事も決して珍しくないのでとても有効な手段と言えますね。
FX業者によっては自動でトレールを行う設定を入れる事ができます。
口座開設する際の1つの指標にしても良いかもしれません。
トレールの落とし穴

とても有効で安心感を得る事のできるトレールにも落とし穴があるので解説します。
・利益確定ポイントまで進む可能性が低くなる
トレールによって逆指値の設定を自分にとってプラスとなる方向まで動かすという事は逆行した際に自分で新たに設定した位置まで動きやすくなります。
安心感を得る事が出来るのは間違いありませんが、目標利益に届かなくなることを覚悟しなければなりません。
・トレードルールが狂う
これはある程度ルールを確立した方が該当します。
例えば、利益確定が+20pips損切りは-10pipsというルールで期待値がプラスになるとします。
これはしっかりとルールを守れば期待値がプラスになるというものです。
しっかりとルールを厳守する事が前提です。
これにはトレールの存在が考慮されていません。
下手に損切り設定を変更してしまうとルール自体は間違っていなくても気が付いたら負けているという事になりかねません。
結局トレールはした方が良いのか?

トレール注文にはそれぞれメリットとデメリットがあることを解説しました。
それでは結局トレール注文はした方が良いのでしょうか?
もちろんこれに答えがあるわけではありません。
結果次第としか言いようがありませんよね。
しかし、トレールをするという事は当初の利益確定目標に届くか不安になっている事でしょう。
この為、エントリーする際に本当にここでエントリーして良いだろうか考えるなど、エントリー前によく考える事が大切です。
それでもチャートを見てみたら利益確定まで届く見込みが薄くなってしまっていたという状況はあるでしょう。
この場合のみにトレールは行うと良いと考えられます。
いずれにしても、多用するものではないですね。
まとめ
今回はトレール注文について解説しました。
安心感を得られる反面、使い所は考えなければいけませんね。
初心者はやりがちですが、トレードルールが狂いがちなので、なるべくトレールしなくて済むようエントリーポイントを考慮していきましょう。
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